祈願 ・ 祈祷
■護摩祈祷
仏教は皆様ご存じの様にインドが発祥の地です。
そのインドの仏教文化を現在に色濃く残しているものが護摩祈祷です。
インド公用語の一つである「サンスクリット」で焚く、焼くといった意味のホーマという言葉を音訳して日本で使われている言葉であり、弘法大師空海が日本に伝えた秘法です。
解釈としましては、仏の知恵の炎で煩悩を焼き浄め、種々の供物を炉の中で焚き本尊にお供えをし、ご加護を得るというものです。
足立山明徳院では月例で護摩祈祷を行っており、一年に一度大護摩という一大イベントもあります。
詳しくは年間行事のページをご覧ください。
■安産祈願
安産祈願のお参りは、妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に行くのがよいとされています。
これは「帯祝い」に合わせて安産祈願をすることが多いことによります。
お腹帯は常時お使いになるものをお持ちください。
祈祷料 5千円
腹帯 5千円
※帯祝い…安産を祈り、お産の軽い犬にあやかって妊娠5ヶ月目の戌 (いぬ) の日にするお祝い行事です。
■子授かり祈願
当院では子授かり祈願を行っています。
様々な年代の方がお参りに来られており、喜びの声も聞こえてきています。
なかなか子宝に恵まれず、思い悩んでいる方は一度祈願を受けられることをお勧めします。
想い詰めることが、子授けにとって一番の大敵です。
祈願料 5万円
■七五三祈願
男の子は3歳と5歳。女の子は3歳と7歳の11月15日に成長を祝い長寿祈願を詣でる年中行事です。
当院では11月15日にこだわらず、11月中のいずれかの土 ・ 日 ・ 祝日に行うことも多くなっています。
毎年11月第3週の大護摩の後に七五三祈願を行われる場合が一番多いです。
そもそも、七五三の年齢基準というのは、昔は3歳、5歳、7歳まで生きられないことが多かったという中、
無事にそれぞれの年齢を迎えることが出来たことのお祝いとして行われていました。
現代では七五三の年齢まで生存できないケースは稀となってはいますが、変わらずお祝いを行っています。
七五三の恒例となっている千歳飴に関しても、長寿の願いを込めて、親が子供に送っていました。
・数え年3歳 (満年齢2歳になる年) を「髪置きの儀」とし、主に女の子が行う (男の子が行う例もある)。江戸時代は、3歳までは髪を剃る週間があった為、それを終了する儀。
・数え年5歳 (満年齢4歳になる年) を「袴儀」とし、男の子が行う。男子が袴を着用し始める儀。
・数え年7歳 (満年齢6歳になる年) を「帯解きの儀」とし、女の子が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。
祈願料 5千円